ネコとの暮らし

独身男とネコ その2
 ~ネコを迎える方法と準備~

catraining

どうも、ネコブログ担当のkou3です。

この記事では、Sakuraとの出会い と Sakuraを迎えるまでの準備を紹介します。

猫を迎える方法 や 一緒に暮らすための準備を検討している方に、参考にしていただけると嬉しいです。

猫を迎える方法

ようやく2022年4月に日本に帰国できることになり、さっそく猫を迎えるための行動を起こしました。

猫を迎えるには、つぎの方法があるかと思います。

猫を迎える方法
  1. 保護猫を引き取る
  2. 自分で保護する。
  3. 知人から譲ってもらう
  4. ペットショップで購入する
  5. ブリーダーさんから購入する・・・結局私はこの方法です。

※猫と実際に触れあうと、衝動的に飼いたくなってしまうかもしれませんが、後で後悔しないように以下の記事も併せて見ていただけると嬉しいです。
独身男とネコ その1<br> ~ ネコと暮らすための十の覚悟 ~|Catraining

①保護猫を引き取る

ペット商売についてはいろいろな意見があるかと思います。すでにペットショップでの猫や犬の販売を法律で禁止している国もあります。

帰国前に滞在していたアメリカやヨーロッパでは、保護された猫や犬を迎えることが主流で、保護猫や保護犬を飼っている人ばかりでした。

そういった影響も多少はあったのか、私もまずはいくつかの保護猫サイトを調べてみました。ただ当時は、ペットを迎えるという点において 独身 や 特に男性の独身 には信用があまりないのか、「単身不可」、「単身男性不可」など応募条件に明記されているケースが多く、なかなか思うように進みませんでした。また気になる猫がいても成約中だったりします。それを見ているうちに、保護猫にこだわりすぎず入手の方法は何であれ迎えたあとに生涯幸せに暮らさせてあげられればいいかと思うようになり、他の方法で猫を迎えることにしました。

※私が見ていた保護猫サイト
 OMUSUBI:保護犬・保護猫の里親募集サイトならOMUSUBI(お結び) (omusubi-pet.com)
 ペットのおうち:ペットの里親募集情報 :: ペットのおうち【里親決定25万頭!】 (pet-home.jp)


※最近は「単身者応募可」も増えていますね。喜ばしいことに、独身の信用も上がってきているのかもしれません。

②自分で保護する / ③知人から譲ってもらう

これらの方法は、偶然が重ならないと正直難しいので、いったん私の選択肢からは外しました。

④ペットショップで購入する

次にペットショップです。最も一般的な方法だとは思いますが、身近な店舗は限られますし、1店舗に数匹ですので、保護猫よりも選べないと思っていただいた方がいいです。個人的には、「猫を絶対に迎えるんだ!」と思ったあとで行くところではなく、「なにか良い縁があったら迎えたい」というような段階で行くところだと思います。事前のアポなしで確実に猫と出会うことができるのは魅力的だと思います。一方、衝動に身を任せて迎えてしまうことも考えられるので、その点はご注意ください。

⑤ブリーダーさんから購入する

このブリーダーさんからの購入ですが・・・

 どうやって・・・?

という方も結構いるかと思いますので、私の実体験も交えて紹介いたします。


Step1 : 気になる猫種/ブリーダーさんを見つける。
普段の生活の中で、ブリーダーさんと出会うことってあまりないと思います。まずは「みんなの子猫ブリーダー」などのインターネット上のサイトで調べてみるといいと思います。

※私が見ていたブリーダー紹介サイト
 みんなの子猫ブリーダー:みんなの子猫ブリーダー – 優良ブリーダー/キャッテリー直販の子猫販売サイト (koneko-breeder.com)

このサイトでは 猫種/地域別に、様々な猫やブリーダーの情報を確認することができます。幅広い猫種がサイトに登録されており、迎える猫種を決めるのに役立つと思います。

私は、「ラグドール」に決めました。目が青く、大型の猫種です。

猫種を決めたら、次はブリーダーさんです。もちろん上のサイトで、探すことができます。サイトに登録すれば、ブリーダーさんへのコンタクトもとることができます。ただ、こういったサイトへの登録に抵抗がある方結構いらっしゃいますよね・・・私もそうです。

そういった方は、ブログなどをやっているブリーダーさんを探してみるのもお勧めです。私は、この方法でSakuraのブリーダーさんを見つけてコンタクトをとりました。

インターネットの検索欄に、「【猫種】 【地域名】 キャッテリー ブログ」って入れてみてください。いくつか出てくると思います。記事を読んでいると、ブリーダーさんの人柄もなんとなくわかりますし、サイトに連絡先も載っているはずです。「子猫が生まれた」、「見学を始めた」などの情報もブログでいち早く知ることができるので、おススメです。


Step2 : ラグドールSakuraとの出会い
定期的にチェックしていたブリーダーさんのブログで子猫が生まれたこと、見学を始めたことを知り、さっそくブログに記載されている連絡先に電子メールを送って見学の予約をしました。ブリーダーさんと2~3回ほどメールのやり取りをして、日時を決めて見学に伺いました。

まだ成約していない猫であれば、複数同時に見せてもらうこともできると思います。見学では、Sakura と その兄弟 を見せていただきました。 Sakuraはメスというのもあるかと思いますが、同時に生まれた兄弟より一回り以上小さかったです。また、口元や鼻にぶち模様があることで、その兄弟よりもかなり値引きされていました。また、ケージの中に二匹とも入れられたときに、兄弟に一方的に追い回されてやられていました・・・。ジャレあっているだけ・・・とは思うのですが、あまりに一方的過ぎたのでなんだかかわいそうに見えてしまい、Sakuraに決めました。

名前は、4月生まれで、ブチ模様(桜の花びら模様ってことにしましたw)から、Sakura にしました。

猫を迎える準備

生後4か月になる8月に避妊手術をしたあとで譲渡いただけるということで、そこに向けてSakuraを迎える準備を開始しました。

事前に準備しておくべきもの、迎えてからでも大丈夫と感じたものを紹介します。

事前に準備しておくべきもの

① 事前に準備しておくべきもの
  a. トイレ
  b. 餌入れ/水入れ
  c. 餌と水
  d. トイレ砂
  e. コンセントカバー/ケーブルカバー
  f. ケージ

② 迎えてから準備すればよいもの
  a. 爪とぎ
  b. オモチャ
  c. キャットタワー
  d. 侵入防止の柵や仕切り

①事前に準備しておくべきもの

①-a : トイレ
猫は躾けることで、トイレでちゃんと排泄をすることができます。ですので、猫を迎える前に、トイレはちゃんと準備しておいてあげてください。トイレは1つでも良いですが、2つあると片方を丸洗いして乾かしておくこともできるので便利です

トイレの形状ですが、私は オープンタイプ と カバータイプを用意しましたが、猫が使ってくれるならカバータイプが個人的にお勧めです。外への匂い漏れをおさえることができますし、一見トイレに見えないものも多くあり、部屋の外観を損ないません。また、私の使っているカバータイプのトイレは、トイレの蓋に溝がありそれで猫の脚についた砂を絡めとってくれるので、トイレ砂が外にこぼれづらい構造になっていたりします。

オープンタイプが 約2000円、カバータイプが 約3000円でした。


①-b : 餌入れ/水入れ
次に、餌入れ と 水入れです。陶器 や プラスチック、ステンレス製などいろいろと種類があります。これについては、デザインなども含め自分の気に入ったものを選ぶといいと思います。ちなみに、私は陶器製を使っています。重量感もあり、ネコが食べている最中に動いたりもしないので使いやすいです。

自動の餌やり器などは一見便利そうですが、高価ですし、動作音もあったりするので、猫が使ってくれない可能性もあります。猫を迎えてから性格を理解した上で購入を検討した方がいいと思います。

左:餌入れ、右:水入れ

自動餌やり器


①-c : 餌と水
餌については、まずはキャッテリーや保護施設、ペットショップで与えられていた餌と同じものを用意するのがいいと思います。

自分で用意する際は、ドライフード と ウェットフードのどちらでも大丈夫ですが、総合栄養食と記載されているものをあげるようにしてください。総合栄養食 は、要はバランスのいい食事です。そのフード と 水だけで、成長に必要な栄養素を摂取することができます。

他に何があるの?と思われるかもしれませんが、一般食 や 栄養補完食 というのがあります。これは オヤツ や オカズ のようなものです。あげてもいいですが、総合栄養食と一緒にあげてください。

これらの情報は、たいていは餌のパッケージの裏面に記載されています。

水は、基本的に水道水をあげています。ミネラルウォーターなどは、逆によくなかったりすることもあるようです。


①-d : トイレ砂
トイレ砂も、もちろん迎える前に用意しておいてください。餌と同様に、キャッテリーや保護施設、ペットショップで使っていたものを用意するといいと思います。少し汚いと思うかもしれませんが、実際に使われていたトイレ砂を少し分けてもらうといいと思います。匂いもついていて猫も少しは安心できると思います。

ちなみにトイレ砂は、鉱物系、紙系、おから、木系、シリカゲル など色々な種類があり、自分で考えて用意すると正直迷うと思います。私は、おからのトイレ砂を使用しています。猫が多少口にしてしまっても安全なところが気に入っています。


①-e : コンセントカバー/ケーブルカバー
コンセントカバー や ケーブルカバーは、餌やトイレ砂のように必須というわけではないが、感電は最悪の場合、猫の命にも関わるので、目につくところはケアしておいた方がいいと思います。


①-f : ケージ
私はケージを使っていないです。私が留守の時などは、ケージの代わりに寝室に閉じ込めています。私と同じように、寝室など安全に閉じ込めて置ける部屋があればケージは不要だと思います。

リビングやキッチンなどの空間は、猫にとって危険なもの(電化製品のコード や 水道、コンロなど)がいろいろとあるため、家を留守にするときはそういった場所には立ち入らないようにしておいた方が安心です。

安全な部屋に閉じ込めて置けない場合は、ケージを用意しておいた方がいいと思います。

②迎えてから準備すればよいもの

②-a : 爪とぎ
爪とぎは、猫を迎える前に少しは用意しておいた方がいいと思います。麻 や 段ボールなど素材も形状もいろいろ種類がありますが、猫によって好き嫌いもあるので迎える前に買いすぎないほうがいいと思います。

私は、Sakuraを迎えてしばらくは↓の二つだけ使っていました。


②-b : オモチャ
オモチャも、猫を迎える前にいろいろと準備したくなるものの一つと思います。ただ実戦上、夢中で遊んでくれるオモチャに当たる確率はあまり高くないです。迎えたあとで飼い猫がどんなものに興味を惹かれるかを知った後でも遅くないと思います。あと、オモチャって意外と高価です・・・。結構すぐ壊れるのに、1000円くらいするものが結構あります。

ただ、猫と暮らし始めたらすぐ一緒に遊びたいという方も多いと思いますので、私のおすすめのお財布に優しいオモチャを二つほど紹介します。

※ただ、迎えた初日はそっとしておいてあげた方がいいと思います。私は初日から遊び始めてしまい、大事件が起きました。いま思い出しても涙が出そうになります。これは次の記事でお話しします。

カシャカシャぶんぶん

バルクボールチェイス


②-c : キャットタワー
キャットタワーですが、非常に高価ですし、子猫のうちは落ちないか心配になったりもするので、迎えてから猫のサイズや運動能力などを把握したうえで、選ぶのがいいと思います。

私は迎える前に買ってしまい、結局Sakuraが小さいうちはキャットタワーの一番上の階は外して使っていました。


②-d : 侵入防止の柵や仕切り
私はキッチンへの侵入防止に、赤ちゃん用のベビーゲート(高さ約75cm)を事前に購入し、取り付けておいたのですが・・・、迎えて2週間ほどで難なく飛び越えられてしまいました。

猫の運動能力を侮らないほうがいいです。本気で侵入を防ぐつもりなら1.5mくらいは必要だと思います。私は部屋の構造的にも諦めました。

数千円はしたのですが、、、無駄にしてしまいました・・・。

さいごに

さいごまで読んでいただきありがとうございます。いかがだったでしょうか?

少しでも、これから猫を迎えたいと思っている方の参考になればうれしいです。

本記事で紹介したお迎え準備を整え、いよいよSakuraのお迎え当日を迎えました。その初日の夜に、いま思い出すだけでも涙が出そうになるような大事件が起きてしまったのですが、これは次回の記事で紹介させていただきます。

※Sakuraが無事でホントに良かったです・・・

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